ヘルト(減)フエル(増)の法則
減ると増える。増えると減る。何かが減るとそれに代わる何かが増える。人間は危機に直面する。死にものぐるいで、寝食を忘れず、熱中し、切に思うことは必ず実現するのです。ダメ思考を追い出し、必ず出来る、良い方向へ考える。思いきって環境を変えると何かが起きる。奇跡がおきるものです。「おもちゃで復活」の桑原社長は正にそれであったと思うのです。
何かがヘルと何かがフエル。減るほうばかり見ていては次が見えない。何かが減れば、必ずそれに代わる何かが増えていて、新しいマーケットが出来るのです。仕事一筋の中で、過去のフレームばかり見ていた。生産拠点も変わった。お客様も変った。昨日までのマーケットは減り続ける。新たな未来の「フエル」マーケットに目を向けてよかったのです。
減るほうばかり過去の視点で見ていては駄目です。増えるイコールの法則だから、トライしてみましょう。今迄の靴底会社の職人技を生かす。スモールベンチャーでいける。新しい時代に必要とされる「ビジネス・フィールド」は圧倒的にフエル。「ヘル・イコール・フエル」フエルを発見する。そこにチャレンジする。フエルに向けてコトを起こす。過去の成功体験は捨てる。価値観の交替は「ヘルトフエルの法則」の波に乗ってやってきているのです。
今はいかなる経営者も企業経営にとって、大変です。新しい商品・サービスが開発できない。いろいろな問題が出て来たとしても、「何としてもやる」「いのちをかけるくらいの執念」をもつ。
「切に思うことは必ず実現する」は、まず経営者の「思い、仕事ぶり」の深さがあって初めて生まれてくるものだと思うのです。深く考え抜かれた理念があるからこそ、仕事ぶりの戦略が生まれてくるのです。経営理念は羅針盤の役割を果たすのです。
「人間は強いか弱いか」と聞かれたとき、松下幸之助さんは「強い」とおっしゃったそうです。でも、私は人間というものは弱いものだと思っています。経営者であっても、太平洋のど真ん中にポツンと浮いた一艘の小さな船のようなものだと思っています。だからこそ、人間には拠りどころが絶対に必要なのです。人間、一直線に羅針盤の通りに進む人生などありえません。いろいろな人の伝記を読むと、強烈な人生を生きてきた人ほど、右に左に大きく揺れています。しかし大切なことは、向かっているのは常に羅針盤の指し示している方向であるということです。




