脳は何歳になっても成長し続ける。
中高年は脳が最も輝く年代である。
(家庭画報で脳内科医 加藤俊徳先生による)
年齢とともに物忘れが多くなる。
「とはいえ、悲観することはない。脳全体が老化しているわけではなく、大部分の脳はしっかり働き続けているからです」
この問題のない部分を伸ばしていくことで「脳内ネットワーク」の連携が強化され、衰えてしまった部分をカバーすることができます。
人体のさまざまな臓器の中でも、脳は最も寿命が長く、鍛え続ければ120歳まで成長する力をもっているといわれます。
また、脳には体の発達や年齢に応じてより活発に働く部分が移り変わっていくという特徴もあります。
脳は何歳になっても成長し続けることができるため"もう年だから"とあきらめてはいけません。
さまざまな経験を積み、人間力も高まってきた中高年こそ、脳が最も輝く年代なのです。
自分で自分の脳の限界を決めないことが何よりも大切です。
脳は前向きな考え方や生き方が大好きで、最高の栄養は「挑戦」と「好奇心」、何歳になっても脳の成長を促し、その機能を最大限に発揮するポイントは「前向きに生きること」です。